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2003年Dancehall Premierを制作していた時のスタジオの状況は。日本&ジャマイカ編 [最近の出来事]

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先月、配信解禁になった3作品、

「Dancehall Premier」

「Reggae Million」

「Reggae Million2」

もしかすると他の作品も追加で

解禁になる可能性もあり。

そうなったらまた、ご報告します。


その解禁になった作品で、

「Dancehall Premier」という

作品があるのですが、リリースされた

のが2003年、今から18年前になります。


当時のスタジオの状況を思い出して

書いてみようと思います。

このBLOG始めたのが2005年なので、

記憶のみとなります。


41GC2K801ZL.__AC_QL70_ML2_.jpg


2003年の日本のスタジオですが、

PCベースに移行が始まっていて、

Protoolsほぼ導入されていたと思います。

入ってないところは、A-DAT、DTRSで

またはアナログテープで録音でした。

自分はアナログでの録音経験もあって、

今から思うと貴重な経験でしたね。


で「Dancehall Premier」のレコーディング

はProtoolsがNUENDOのどっちかで録音。

ジャマイカでミックスがDTRSなので、

Hi8のテープにチャンネルをいくつかまとめて、

録音し直して持っていきました。

かなり時間がかかる作業です。


キングストンのミュージックワークススタジオ

が、DTRS対応というのをその前の別なミック

ス作業でキングストンに行った時に知っていた

ので、ミュージックワークスでミックスとなっ

たと思います。TASCAM DA-98HRが2台で

16チャンネル。このとき行ったら1台増えて

3台。


いろいろと機材の名前が出てきてますが、

ProtoolsとはDTM、PCで録音する方法。

A-DATはS-VHSのテープにデジタル信号を

記録。

DTRSはHi8という8ミリビデオのテープに

デジタル信号を記録するスタイル。

スーツケースに8ミリのテープを沢山入れて、

アメリカ経由、キングストンに行った感じで

す。マスターはDATマスターになります。



41b6tqVxTkL._AC_.jpg


ダウンロード (1).jpg


キングストンのスタジオが、当時はデジタルに

対応するスタジオが少なく、テープで録音も

普通に稼動していたかな。


2003年に「Dancehall Premier」をミックスに

ミュージックワークスにいったら、Protoolsが

導入されていてびっくり。当時、Protoolsが

入っていスタジオはほとんどないと思います。

結局、Protoolsがあるということで、

その後の作品のミックスもミュージックワーク

スでとなった理由の1つです。MacのOSだと

OS10がスタートしたぐらいかな。


この2003年ぐらいからPC、録音用のソフト、

ネット環境、など加速してデジタル化が

スタートしたんじゃないかな。


この時の自分の制作環境はAKAI MPC3000に

ローランドJV2080(音源モジュール)を

Midiで鳴らして作ってました。

JVは拡張音源、スロット4個、テクノとワール

ド、ヒップホップ、後もう1つ忘れた..

追加してあります。

「Dancehall Premier」の

餓鬼レンジャー&PAPA-Bの曲はJVの

ワールドの音源多く使ってます。

(バグパイプとか)


【MPC3000】

AKAI_MPC3000.jpg




ジャマイカでのミックスは、

ミキサー卓にPCが入っているので、

大きい展開をミュート書いてましたね。

当時の自分のオケの作り方ですが、シンセなど

頭から最後までずーと同じフレーズを

ループで入れています。

同じリズムで別な人が歌うというレゲエならで

はの展開の場合、人によってサビから始まる人

バースから始まる人とまちまちなので、

歌にあわせて必要な音がいつでも出るようにと

言うことでループしてます。卓のミュートボタ

ンのON、OFFでオケの展開をライブでミック

スするのが、当時のレゲエのスタイルでした。


この事を見て知ったときは、目からウロコ、

かなりの衝撃でしたし、エンジニアがミュージ

ャンに見えたエキサイティングな瞬間でした。

エンジニアによっては踊りながら、アクション

が楽器を弾くような感じだったり、バイブスを

注入する最後の儀式みたいに思ってます。

今だと曲の展開をPC画面上で、サビ後半は

ベースをミュートしてとか書くんだけど、

当時はその作業をマスターを作るときに

ライブでミュート、

ON、OFFをして展開をつくるので、

やり直しとか沢山。DUBとかのミックス

方法からダンスホールもつながってるんだなと

関心して見てました。


後、2003年より前にキングストン行った時は、

いつもスタジオめぐりして、地図にポイント

つけてました。

電話張にスタジオの電話番号だったり、

広告が出たりしてたのでそのページは切って、

持ち帰り。それを元にタクシーでスタジオに

行ったりもしてました。見学させてというと、

見せてくれて、レコーディング風景とか

見れたりもしましたが、危険な事には遭遇

してないので運がよかったかもです。

ダブ録れとか、おごれとか、仕事くれとか、

そういうのは普通にありますが、

ナイフ出されたりとかそういうのはないな。


後、Reggae Millionのミックスの時は

このBLOG始めていたので、


この時はアルバム2枚分ミックスしに行って

たっぽい。

26曲って書いてあった。(すげーなその曲数)

後PC持ってキングストンに行ったということ

が、すごい。

PC、スマフォが無い時から行ってたので

これはでかい差です。テープの代わりに

ハードディスク持って、PC持ってと出国、

入国とやってたんだね。

大切なものなので機内持ち込み、

重い荷物だったね。


配信、ストリーミング解禁された作品、

ぜひ聞いて見て下さい。

リンクの一部まとめたものがあるので、











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